ヴィンテージでのルールス禁止について思うこと
2020年5月19日 Vintage コメント (2)夢から覚めてしまったかもしれない
告知から一日経ったけど、ヴィンテージでカードパワーが原因で禁止カードが出てしまったのが自分の中で思ったよりショックだったから自分の考えを書くことにする
まず、ルールスが強すぎたのは間違いないし何らかの処置が必要だったのは全面的に同意できる
けど、ルールス自体を禁止する前に打てる手は色々あったんじゃないかと思う
例えば3マナ以上の強パーマネントを解禁してルールスを使わない構築の使用を動機付けたり、ルールスの影響が大きくなる前に決着をつける高速コンボやドレッジに関わるパーツを解禁したり、など
それらが無理だとしても、(必要に応じて制限カードにした上で)ルールスの相棒指定だけ禁止するとかでもよかったと思う
普通にルールスがメインデッキに入っているだけのカードなら禁止されるほどの強さだとは思えない
今回の改訂はメインデッキでのルールスの使用機会まで奪ってしまっている
WotCは昔「ヴィンテージにおいて、我々の指針的理念はプレイヤーが可能な限り多くのカードを使えるようにすることです」と言っていたのに、上のような試行錯誤も無しにいきなりルールスを禁止してしまうのは、自分にはWotCが環境調整を放り投げているように見えてしまう
加えて、(自分にとってはこっちの方が重要だが、)ヴィンテージでもカードパワーが原因で禁止が出るという前例ができたことで、持っているコレクションの中からいつか1枚も使えなくなるカードが出てくるかもしれないという不安が自分の中に出てきてしまった
こんなことを言うと「ルールスを制限しても相棒としての使用には影響がないという珍しい事例だから禁止したって書いてあるじゃん、記事読んだの?」と言われそうだが、
声明の原文に「, which is the primary motivation for making this change (それを主な理由として禁止という変更を行いました)」とある通り、
今回の禁止改訂は相棒能力の特異性だけではなく、「他の要因」も考慮して決定がなされたと、「わざわざ」そう読めるように書いてある
そうなってくると、今度は「他の要因」の方を理由としてヴィンテージ禁止になるカードが出てくることもあり得るんじゃないの? と邪推してしまう
「他の要因」というのは今回の場合、声明の引用部分の前の段落を読めば「単に強すぎること」だと明らかにわかる
つまり、最大限恣意的に解釈すれば単に強すぎるカードがヴィンテージで禁止カードに指定され得るわけで、
「パワー9は強すぎる、たとえ60枚の中に1枚でもデモチュー等考慮でゲームを十二分に破壊するから制限じゃ意味ない珍しい事例だ、禁止」みたいなことを言い出す可能性が無いとも言えなくなってしまった
「悪いように考え過ぎじゃないの? なに馬鹿みたいなこと言ってるの?」って思う人がいるはずだけど、その人はまだWotCを信じられている人だと思うから自分の考えを押し付けるつもりはないし、むしろその気持ちを大切にしてほしいと思う
少なくとも自分は前述のように考える程度にはWotCに対する信用を無くしてしまった
相棒やらかしたから今回だけの特例、くらいに言い切ってくれればよかったのになあ(まあそれなら相棒指定を禁止すればいいだけだし、実際違うんだろう)
自分はFoilが好きだしそれなりに高いカードも割と躊躇せずに買うタイプだけど、
それはヴィンテージなら最低1枚はカードを使えるっていう信用を基にした行動だったから、その前提が覆ってしまったのはやっぱり悲しい
そしてProposalとかShahrazadみたいなカードには興味がないからやっぱりコレクターじゃなくてプレイヤーの側の人間なんだと思う
だからゲームで使えないカードにはお金をかけたくないし、せっかく買ったカードがまるっきり使えなくなってしまうのは、やっぱりヴィンテージをやっている以上受け入れがたい
バインダーに入れてるパワー9が、昨日までは「永遠に使える超強いカード」に見えたけど、
今日は「レガシーのブレスト」くらいの感じにしか見えない(直ちに禁止されないだろうけど、まあ禁止されてもおかしくない的な)
WotCが今まで見せてくれていた信用の夢から覚めてしまったかもしれない
誰か助けてくれ
告知から一日経ったけど、ヴィンテージでカードパワーが原因で禁止カードが出てしまったのが自分の中で思ったよりショックだったから自分の考えを書くことにする
まず、ルールスが強すぎたのは間違いないし何らかの処置が必要だったのは全面的に同意できる
けど、ルールス自体を禁止する前に打てる手は色々あったんじゃないかと思う
例えば3マナ以上の強パーマネントを解禁してルールスを使わない構築の使用を動機付けたり、ルールスの影響が大きくなる前に決着をつける高速コンボやドレッジに関わるパーツを解禁したり、など
それらが無理だとしても、(必要に応じて制限カードにした上で)ルールスの相棒指定だけ禁止するとかでもよかったと思う
普通にルールスがメインデッキに入っているだけのカードなら禁止されるほどの強さだとは思えない
今回の改訂はメインデッキでのルールスの使用機会まで奪ってしまっている
WotCは昔「ヴィンテージにおいて、我々の指針的理念はプレイヤーが可能な限り多くのカードを使えるようにすることです」と言っていたのに、上のような試行錯誤も無しにいきなりルールスを禁止してしまうのは、自分にはWotCが環境調整を放り投げているように見えてしまう
加えて、(自分にとってはこっちの方が重要だが、)ヴィンテージでもカードパワーが原因で禁止が出るという前例ができたことで、持っているコレクションの中からいつか1枚も使えなくなるカードが出てくるかもしれないという不安が自分の中に出てきてしまった
こんなことを言うと「ルールスを制限しても相棒としての使用には影響がないという珍しい事例だから禁止したって書いてあるじゃん、記事読んだの?」と言われそうだが、
声明の原文に「, which is the primary motivation for making this change (それを主な理由として禁止という変更を行いました)」とある通り、
今回の禁止改訂は相棒能力の特異性だけではなく、「他の要因」も考慮して決定がなされたと、「わざわざ」そう読めるように書いてある
そうなってくると、今度は「他の要因」の方を理由としてヴィンテージ禁止になるカードが出てくることもあり得るんじゃないの? と邪推してしまう
「他の要因」というのは今回の場合、声明の引用部分の前の段落を読めば「単に強すぎること」だと明らかにわかる
つまり、最大限恣意的に解釈すれば単に強すぎるカードがヴィンテージで禁止カードに指定され得るわけで、
「パワー9は強すぎる、たとえ60枚の中に1枚でもデモチュー等考慮でゲームを十二分に破壊するから制限じゃ意味ない珍しい事例だ、禁止」みたいなことを言い出す可能性が無いとも言えなくなってしまった
「悪いように考え過ぎじゃないの? なに馬鹿みたいなこと言ってるの?」って思う人がいるはずだけど、その人はまだWotCを信じられている人だと思うから自分の考えを押し付けるつもりはないし、むしろその気持ちを大切にしてほしいと思う
少なくとも自分は前述のように考える程度にはWotCに対する信用を無くしてしまった
相棒やらかしたから今回だけの特例、くらいに言い切ってくれればよかったのになあ(まあそれなら相棒指定を禁止すればいいだけだし、実際違うんだろう)
自分はFoilが好きだしそれなりに高いカードも割と躊躇せずに買うタイプだけど、
それはヴィンテージなら最低1枚はカードを使えるっていう信用を基にした行動だったから、その前提が覆ってしまったのはやっぱり悲しい
そしてProposalとかShahrazadみたいなカードには興味がないからやっぱりコレクターじゃなくてプレイヤーの側の人間なんだと思う
だからゲームで使えないカードにはお金をかけたくないし、せっかく買ったカードがまるっきり使えなくなってしまうのは、やっぱりヴィンテージをやっている以上受け入れがたい
バインダーに入れてるパワー9が、昨日までは「永遠に使える超強いカード」に見えたけど、
今日は「レガシーのブレスト」くらいの感じにしか見えない(直ちに禁止されないだろうけど、まあ禁止されてもおかしくない的な)
WotCが今まで見せてくれていた信用の夢から覚めてしまったかもしれない
誰か助けてくれ
コメント
ルールスの件はまだヴィンテの調整を諦めてないって言う意味で受け取った。とりあえず、バグを取り除いて元に戻したんだろう。スタンの挙動しか見てないだろうし。