昨年末から大会で使っているDD(構築自体はずっと前から組んでました)。
今までの結果を鑑みて現在組んでいるのが以下の状態です。


●Creature(15)
4《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4《闇の腹心/Dark Confidant》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage》

●Spell(23)
4《思考囲い/Thoughtseize》
2《Hymn to Tourach》
3《見栄え損ない/Disfigure》
3《突然の衰微/Abrupt Decay》
1《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
3《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
1《不気味な発見/Grim Discovery》
3《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
3《生ける願い/Living Wish》


●Land(22)
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
3《湿地の干潟/Marsh Flats》
3《Bayou》
3《沼/Swamp》
1《森/Forest》
2《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
3《暗黒の深部/Dark Depths》
3《不毛の大地/Wasteland》

●Sideboard(15)
3《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
2《美徳の喪失/Virtue’s Ruin》
3《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
2《真髄の針/Pithing Needle》
1《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage》
1《暗黒の深部/Dark Depths》
1《墓忍び/Tombstalker》
1《叫び大口/Shriekmaw》
1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》


以下、 落書き使っていて感じたこと。


★全体的なこと
Hexmage Depthsは黒2マナとカード2枚で完成する極めて手軽なコンボであるが、環境に跋扈する《不毛の大地》で止まり、《もみ消し》や《剣を鍬に》などのメジャーカードが天敵となるので安定性の面から言えばANTやSnTなどには遠く及ばない。従って、コンボに特化したデッキ構築はすべきではなく、コンボが決まらなくてもゲームに勝てる要素を組み込んでおく必要があると考えられる。


★クリーチャーの選定
このデッキにおけるクリーチャーの役割は以下の2点だと考えている。

・コンボが決まらなかったときのためのビートダウン要員
・Marit Rageを生き残らせるためにソープロの的になってもらう

前者は《タルモゴイフ》が最たるものだったが、それだけでは足りないので以前は《陰謀団式療法》と合わせて《恐血鬼》を用いていた。ただ《恐血鬼》は相手の場にタフ3がいるだけで止まる上にブロッカーにもなれず、使いづらい印象を受けていた。
そんな折、RTRにて《死儀礼のシャーマン》が発表される。このカードは墓地のスペルにさえ気を配れば確実に2点クロックを刻める上に不毛やDepthsのために常にマナが不足気味になるこのデッキにおけるマナの供給源となり得るため、4枚確定のカードとなった。
後者については序盤から展開でき、なおかつ相手にとってマスト除去となるパワーカードでなければならない。従って《闇の腹心》を採用した。1Tでも生き残れば勝ちに近づく(気がする)し、ソープロと交換ならば納得できる。ボルトだと少し辛いけど。
より強いクリーチャーが出てこない限りはクリーチャー枠はこれでいいんじゃないかと思ってます。


★ハンデスの選定
前方確認ができる《思考囲い》は4枚確定として、他のハンデスに現在はアドが取れる《Hymn to Tourach》を2枚採用している。ただ、Hymnは重いのと相手のハンドが見れないので《陰謀団式療法》のがいいかも。
けどセラピーは使いこなすのが難しいorz


★除去の選定
コンボ特化できない以上、盤面に触れる手段は確実に必要。
前は《恐ろしい死》を使っていたが、今は《見栄え損ない》を採用している。先手1T目の《秘密を掘り下げる者》《ゴブリンの従僕》などを確実に落とせるので好印象。あとは《突然の衰微》。4マナ以上(ジェイスなど、というかジェイス)を落とせる除去が全くないのも不安なので《大渦の脈動》を採用してます。脈動は手札にあるとすごく心強いんだけど、3マナ以下への除去は衰微の方が圧倒的に強いので今回は1枚だけの採用に。


★その他スペルの選定
色の問題でコンボを組み込んでいるにも関わらず青を取ってないので、青に代わるライブラリー操作系のカードが欲しいのだが《師範の占い独楽》と《森の知恵》はどちらがいいのか? 現在は軽くてボブにレスポンスで起動できる独楽の方を採用しているがカードを直に引き増せる《森の知恵》も使ってみて強かった。一考の余地あり。
《生ける願い》はコンボパーツにアクセスできるので強い、ただ4枚だと少し手札でもてあますことがあったので3枚に。
《ヴェールのリリアナ》は以前は2枚だったが、ただ強だったので3枚に増量。
あと《輪作》が思ったより使いづらかったので解雇して《不気味な発見》を試してみることに。


★ウィッシュボードの選定
ウィッシュボードを取りすぎると通常のサイドボーディングができずに割に合わなく感じたので可能な限り切り詰める方向に。特にサーチ頻度の高かった5種類に限定した。
あと《仕組まれた疫病》は強かったです(小並感)



まだまだ実戦での試行回数が足りないと感じているので、たくさん回してこのデッキのポテンシャルを引き出せたらと感じています。

コメント

葉月
2013年1月23日3:53

僕もリンク返させて頂きました。
ヘックスメイジデプスを使ってる方、また考察されている方が少ないので、Asterさんの記事拝見して参考にさせてもらっていました。
これからもよろしくおねがいします。

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